GoogleドキュメントをMarkdownに変換する方法
GoogleドキュメントをMarkdownに変換するとき、先に選ぶのは標準の書き出しか、.docxを経由するかです。メニュー名は、2026年11月5日に開いたGoogleのヘルプの表記です。画面の言語が違うときは、その言語のヘルプに合わせます。
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ドキュメントのまま渡したら、相手はMarkdownで直せないって。
先に結論を3行で言うね。その下の表で、書き出しと.docx経由を並べよう。
- 文書全体を.mdにするなら、開いたドキュメントの[ファイル][ダウンロード][マークダウン(.md)]です。英語のヘルプでは File、Download、Markdown (.md) です。
- 見出し、リスト、表、画像は、書き出したファイルを開いて見ます。確認したヘルプは、これらが.mdのどの行になるかを項目にしていません。
- 表を直してから保存したいとき、画像の参照が貼る先で使えないときは、.docxをダウンロードしてWord → Markdownで見出し・リスト・表を見てから保存します。
| 比べる点 | 標準のMarkdown書き出し | .docxでダウンロードして /word-to-md/ |
|---|---|---|
| 入口 | ドキュメントを開き、[ファイル][ダウンロード][マークダウン(.md)] | [ファイル][ダウンロード]の一覧から、ヘルプが例に挙げる Microsoft Word(.docx)。そのファイルをツールへ渡す |
| 届くもの | マークダウンファイル(.md)がダウンロードされる、とヘルプが書いています | .docx。ツールがブラウザ内でMarkdownにします |
| 直せる場所 | ダウンロードした.mdを、使うエディタで開いて直す | ツールのプレビューで見出し・リスト・表を見てから、コピーかダウンロード |
| 向くとき | 開いた.mdの見出しと本文が、渡したい形になっているとき | 表の行が揃わない、画像の参照が使えない、保存前にその場で直したいとき |
メニュー名は、日本語ヘルプ「Google ドキュメント、スライド、図形描画でマークダウンを使用する」と、同じページの英語版です。日本語版のページには、AI技術で翻訳された内容を含む場合があると書かれています。括弧の中の名前はヘルプの表記であり、画面と違うときは、開いている言語のヘルプに合わせてください。
標準のMarkdown書き出し
パソコンでGoogleドキュメントを開きます。ヘルプの手順は次の3つです。
- パソコンのGoogleドキュメントで、ドキュメントを開きます。
- [ファイル][ダウンロード]をクリックします。
- [マークダウン(.md)]を選択します。
ヘルプは、別のアプリケーションで使うためにドキュメントをマークダウンとして書き出せること、マークダウンファイル(.md)がダウンロードされることを書いています。ドライブのファイル一覧で右クリックの[ダウンロード]は、ヘルプでは別の手順です。形式を選ぶときは、ドキュメントを開いてからの[ファイル][ダウンロード]を使います。
ダウンロードした.mdは、もう完成?
ファイルが届いたところまでだよ。見出しと表は、開いた.mdで見よう。
もともと.mdのファイルをドキュメントで開く機能は、この書き出しとは別です。「Google ドキュメントでマークダウン(.md)ファイルを表示、編集する」は、アップロードしたファイルがGoogleドキュメント形式に変換されず、.mdのまま残ること、タイトルの横に.mdタグが出ることを書いています。スマートチップ、HTMLの書式、フォントの色、ハイライト、テキストの配置は、その.md編集では対象外です。Googleドキュメントとして共同編集している文書を.mdファイルにする手順は、上の[ダウンロード]です。
2024年7月16日のWorkspace更新は、File > Download からの書き出しと、ファイルを開くときの取り込みは初期状態でオン、Copy as Markdown と Paste from Markdown はオフで、Tools > Preferences > Enable Markdown で有効にすると書いています。2026年11月5日のヘルプにも、書き出しと、[マークダウンを有効にする]の両方が残っていました。
見出し・リスト・表・画像の確認
ヘルプが入力のしかたとして書いているのは、斜体、太字、取り消し線、リンク、そして見出しです。見出しは最大6段階で、段落の先頭に # を置き、# と文字のあいだにスペースを入れます。# の数が見出しのレベルです。たとえば見出し2は ## 見出し です。リスト、表、画像は、この入力の説明には入っていません。書き出し後にどの行になるかも、同じページには項目がありません。次の4つは、ダウンロードした.mdを開いて見る確認です。
| 見るもの | .mdで探す行 | ずれやすい点 |
|---|---|---|
| 見出し | 行頭の # の数が、ドキュメントで見出しにした段落と揃うか | 文字を大きくしただけの段落は、見出しの行にならないことがあります。入力時の見出しの作り方はヘルプの # です |
| リスト | 箇条書きが - 、番号が 1. のように分かれているか | ヘルプのマークダウン入力の一覧に、箇条書きと番号は入っていません。崩れていれば、下の.docx経路でプレビューします |
| 表 | 行と列が、パイプの表として対応しているか | 表の書き方はMarkdownで表を作る書き方で照合します。結合したセルは、Markdownの表だけでは表せないことがあります |
| 画像 | ![ で始まる行があるか、参照先を貼る場所で表示できるか | ヘルプは画像の書き出し方を書いていません。長い文字列だけになっている、行自体がない、ときは.docx経路に切り替えます |
大きくした文字は、見出しになる?
見た目と役割は別だよ。# の数が、渡したい見出しと揃っているかを見よう。
改行が一行にまとまって見えるときは、Markdownで改行されない原因と改行の書き方も見てください。記号の意味はMarkdownとは、HTMLとの違いはHTMLとMarkdownの違いです。渡す先がHTMLなら、MarkdownからHTMLへ変換するときとMarkdown → HTMLです。相手がWordで直すなら、MarkdownをWordに変換する方法とMarkdown → Wordです。
コメント、提案、ページ割り、フォントが.mdに残るかは、確認した書き出しのヘルプには書かれていません。残す必要がある文章は、元のドキュメントも残してください。
.docx経由でツールを使う
標準の.mdを開いて、表の行が揃わない、画像の参照を貼る先で使えない、保存前に見出しやリストを直したい、のいずれかなら、.docxを経由します。Wordの原稿と同じ確認順にしたいときも、こちらです。
ドライブのヘルプ「ファイルをダウンロードする」は、別の形式で保存する例として PDF ドキュメント(.pdf)、Microsoft Word(.docx)、PowerPoint(.pptx)、JPEG ファイル(.jpg)を挙げています。手順は、Googleドキュメントでファイルを開き、[ファイル][ダウンロード]を押し、一覧から形式を選ぶ、です。一覧の名前がヘルプの例と違うときは、拡張子が .docx の項目を選びます。旧形式の.docは、このサイトのツールでは読めません。
- パソコンでGoogleドキュメントを開きます。
- [ファイル][ダウンロード]をクリックします。
- 一覧から Microsoft Word(.docx)を選び、ファイルを保存します。
- 保存した.docxを、Word → Markdownへドロップします。.docx以外は選べません。
- プレビューで見出し、リスト、表を見ます。必要ならその場でMarkdownを直します。
- コピーするか、.mdをダウンロードします。保存したファイルを、渡すエディタでもう一度開きます。
ツールは見出し、リスト、リンク、引用、GFMテーブルを保って変換します。変換そのものはブラウザの中で行い、選んだファイルを変換のために外部へ送りません。ページを開くときに、変換ライブラリを取得する通信はあります。詳しい確認項目はWordからMarkdownに変換する理由とやり方です。画像を一律に捨てる設定はなく、Word上の配置を再現するものでもありません。画像の行は、保存したMarkdownと、貼る先の表示で見て、足りなければ画像ファイルを別に置きます。
.docxにしたら、画像も全部ついてくる?
配置まで同じ、とは言えないよ。プレビューのあと、保存した.mdの画像を見よう。
一部だけコピーする
文書全体のファイルが要らず、選んだ範囲だけをMarkdownにしたいときは、ダウンロードではなくコピーです。ヘルプの手順は次のとおりです。
- [ツール][設定]を開きます。
- [マークダウンを有効にする]をオンにします。英語のヘルプでは Tools、Preferences、Enable Markdown です。
- コピーする内容を選択します。
- 右クリックして[マークダウンとしてコピー]を選びます。英語のヘルプでは Copy as Markdown です。
逆に、Markdownの文章をドキュメントの本文として貼る操作は[マークダウンから貼り付け]です。英語のヘルプでは Paste from Markdown です。2024年7月の更新では、このコピーと貼り付けは初期状態でオフです。書き出しの[マークダウン(.md)]とは別のスイッチなので、コピーが見当たらないときはチェックを先に見ます。
よくある質問
ダウンロードの一覧にマークダウンがありません。
開いたドキュメントの[ファイル][ダウンロード]から[マークダウン(.md)]を選びます。英語の画面なら、英語ヘルプの File、Download、Markdown (.md) です。ドライブ一覧の右クリック[ダウンロード]は、形式を選ぶ手順ではありません。選択範囲の[マークダウンとしてコピー]は別の操作で、[マークダウンを有効にする]が必要です。2024年7月16日のWorkspace更新は、書き出しは初期状態でオン、コピーと貼り付けはオフと書いています。
画像はMarkdownに残りますか。
確認したヘルプは、書き出した.mdに画像がどの形で入るかを項目にしていません。ファイルを開き、![ の行があるか、その参照を貼る場所で表示できるかを見てください。長い文字列だけ、または行がないときは、.docxをダウンロードしてWord → Markdownで見出し・リスト・表を確認し、画像は保存したMarkdownに別に置きます。
一部の節だけ、Markdownで欲しい。
そのときはダウンロードではなく、マークダウンとしてコピーだよ。先に設定のチェックを見よう。
文書の一部だけをMarkdownにできますか。
できます。[ツール][設定]で[マークダウンを有効にする]をオンにし、範囲を選んで右クリックの[マークダウンとしてコピー]です。文書全体のファイルが欲しいときは[ファイル][ダウンロード][マークダウン(.md)]です。.docx経由のツールは、渡したファイル全体を変換します。
まとめ
GoogleドキュメントをMarkdownに変換する最初の手順は、[ファイル][ダウンロード][マークダウン(.md)]です。見出しの #、リスト、表、画像は、ダウンロードした.mdを開いて確認します。表を直したい、画像の参照が使えない、保存前にプレビューしたいときは、Microsoft Word(.docx)をダウンロードしてWord → Markdownへ渡します。
Word原稿から始めるときの確認はWordからMarkdownに変換する理由とやり方、表の書き方はMarkdownで表を作る書き方、戻すときはMarkdownをWordに変換する方法です。
2026年11月20日公開。メニュー名は2026年11月5日に確認したヘルプの表記です。参照したページは、ドキュメント エディタ ヘルプ「マークダウンを使用する」(日本語・英語)、ドライブ ヘルプ「ファイルをダウンロードする」、2024年7月16日のWorkspace更新「Import and export Markdown in Google Docs」、ドキュメント ヘルプ「マークダウン(.md)ファイルを表示、編集する」です。
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